パナホーム(現:パナソニックホームズ)について

パナホーム(現:パナソニックホームズ)住宅建築日記

最終的にはパナホーム(現:パナソニックホームズ)に決めましたが、その直接の決め手は父が下請けをやっていることが関係しているかもしれません。ただし、客観的にみてもパナホームはいいメーカーだと判断しました。いくら義理があっても、信頼できない業者に家を作ってもらうことなんて考えられませんから。

部分の性能をそれぞれ比較すると、名の通っているハウスメーカーならば、ほとんど差はないと思います。僕が注目したのは、その性能を左右する「システム」です。

パナホームのいいところ

  1. パネル工法
    F系の場合、工場でパネルを作ってそれを現場で組み立てます。これにより施工精度の品質が一定に保たれる可能性が高いです。しかも、そのパネルの中には、断熱材が入っているので、施工精度が性能に影響することも少ないと考えました。高気密工断熱住宅の場合、施工精度と性能の関係が非常に重要だと考えています。
  2. 換気システム
    パナホームが他のメーカーにはない決定的な違いが換気システムだと思います。 「エコライフ換気システム」と名づけられていて、 リビングと廊下に「呼吸の道タワー」が設置されています。これによって、夏は涼しい空気が、冬は暖かい空気が室内に取り込まれるようになっています。
    そもそも、高気密工断熱住宅は計画換気がとても重要なことなのです。気密が高いので、室内の汚染された空気(二酸化炭素とかタバコとか)を意図的に換気させないと健康に関わる問題になってきます(少し前の住宅は隙間が多いので特別意識する必要はないです)。他のメーカーがほとんど考えていないのに対して、パナホームは独自研究で温熱環境を踏まえたうえできちんと換気のできるシステムを開発しました。
    妻が喘息を持っているので、我が家にとって換気は重要なテーマなのでこれはすごい魅力を感じました。

逆にパナホームの悪いところは、間取りや外観の自由度が低いことです。特に屋根の制約が多いのは、残念です。ただ、これは重要度が低いので我慢します。

(2005年5月現在)

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