擬洋風建築

作成:2022年7月
擬洋風建築
擬洋風建築は、日本の伝統的な建築技術を元に西洋建築を取り込んだ、和洋折衷建築です。
明治元年から始まり、明治10年頃にピークを迎えて、明治20年に頃に衰退していきました。

明治維新で、学校、病院、ホテル、銀行、役所など西洋の機能をもった建築を、伝統的な建築技術で見よう見まねで建設していきました。当時は体系的に建築を学んだ「建築家」がいなかったので、各地の腕の立つ大工がその責務を担当していました。明治12年に工部大学校(現在の東京大学工学部)の第1回卒業式が行われ辰野金吾などの西洋建築の正しい知識をもった建築家がうまれてきました。これに伴い、擬洋風建築は衰退していきます。

戦前には、正当な様式の西洋建築ではないため、低い評価を受けていましたが、現在では建築様式として価値があるだけではなく、斬新でおしゃれな建築として評価されています。擬洋風建築は、木造のため老朽化のため取り壊されたり、戦災や火災などでその多くは失われました。今も残っているものは修復され大事に保存されているものです。


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